建築職人インタビュー
タイル職人
プロフィール
1984年8月生まれ。秋田市出身。
職人歴:1年(平成26年6月現在)
担当業務:手元/タイル貼り/切物
この日の現場は一般の新築住宅です。
まずは、窓のサッシなどをマスキング。
そして材料を上に運び上げます。
すると、開始早々突然の雨。
壁が雨に濡れるとその日の作業ができなくなるタイル施工、急いでシートで覆いを作ります。
「外の作業やっているときは降られることもあります」
不測の事態にも対応するのがプロの仕事。
改めて作業を再開、壁にボンドを塗っていきます。
泰裕さんの小さい頃の夢はサッカー選手。
部活動でも、ディフェンダーとして活躍してきました。
Q.今の仕事、攻めか守りかで言うとどっち?
「守る方ですかね(笑)
先行してタイルを貼っていったり、割り付けの墨出しは多分攻めの方じゃないですかね(笑)」
先輩職人さんの作業をサポートしながら、自分の技術も磨きます。
Q.作業中気を付けていることは?
「1人がボンドを塗っていって、もう1人が貼っていくような、1人遅れるとみんな遅れてしまう流れなので、なるべく急いで作業するようにしています。」
手先が器用なタイル職人さんならではの趣味を見せてもらいました。
泰裕さんお手製の皮のキーケース。自らデザインした、まさに一点物です。
職人さんが廃材を利用して作ったという飛行機の模型の写真も見せてもらいました。
みなさん、本当に手先が器用です。
整然と並ぶタイルは、職人のみなさんの技術の賜物です。
タイルとサッシの間などの細かい隙き間は、カットしたタイルを一つひとつはめ込んでいきます。
Q.仕事は楽しいですか?
「楽しいです。
綺麗に完成した時とか、タイルを切ってそれがスパッと上手くはまった時は嬉しいです。
タイルは仕上げなので、綺麗に仕上げるのが楽しいですね。」
ライバルは"自分自身"、仕事のポリシーは"納得いくまで"という泰裕さん。
Q.今後の目標は?
「もうちょっと早くタイルを貼れるようになりたいです。」