建築職人インタビュー
外壁職人
プロフィール
1978年8月生まれ。北秋田市出身。
職人歴:10年(平成26年6月現在)
担当業務:外壁取付け作業全般。
保有資格:エーエルシーパネル施工技能士/玉掛け/アーク溶接
現場に資材が到着したこの日、午前中はその搬入作業から行われます。
この建物の外壁は、1枚が150kgになるものも。
身体が資本のこの仕事、勝さんを支える大切な存在とは?
Q.1日で1番幸せな瞬間は?
「今、4歳の娘と10ヶ月の息子がいるんですけども、家で家族が出迎えてくれる時が一番ですかね。」
職人歴10年の優さん。
実はこの仕事の前は…
「幼稚園の先生してました(笑)」
保育士からの転職のきっかけは、優さんのお父さんであり、現場の職長でもある薫さんの存在でした。
Q.父・薫さんから「一人前」と言われたことは?
「一生無いと思います(笑)
多分みんなそうだと思いますよ。"これでよし"ってことはないんで。
何十年やっても"ああ、このやり方の方がやり易かったのか、綺麗にできたのか"と常に発見しながらやっていく仕事だと思うので。」
午後は早速、外壁を取付けていく作業です。
150kgもある外壁。狭い隙き間をウィンチで引き上げます。扱いに重要なのはチームワーク。
Q.チームワークは大切?
「自分が何をすれば良いっていう役割分担があったり、声をかけなくても次の準備をしてくれる人がいたりとかあるので、そういう風になりたいなと思いながらやってます。」
建物を守り、その顔になる外壁。
その性能も、施工ひとつで発揮されないことも。
そこには、知識と経験と正確さが求められるのです。
Q.未来の後輩へのメッセージを
「確かにきつい仕事ではありますけども、やりがいは凄くあると思います。
本当に建物の"顔"じゃないですか。達成感のある仕事だと思うので、それが楽しくてやっています。」